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観光省統計・情報局のコン=ソピアレアク局長は22日、プノンペンへの訪問者数が、2007年の894,542人から2008年には1,065,595人へ、19パーセント増加したと述べた。逆にシエムリアプへの訪問者数は、2007年の1,120,586人から2008年には1,059,870人へ、5.4パーセント減少したという。シエムリアプへの訪問者数は、2004年から2007年までは毎年2桁パーセント増を記録してきたが、2008年6月から鋭く減少に転じた。カンボジアの経済発展と世界金融恐慌・タイ政治紛争を受け、ビジネス訪問が増え、観光客が減った形だ。
シエムリアプ周辺にあるアンコール遺跡を管理する政府系公社アプサラ オーソリティのブン=ナリット代表取締役は22日、同遺跡は2007年に110万人の外国人から3270万ドルの拝観料収入を得たが、2008年には約105万人の外国人から約3000万ドルの収入を得るにとどまったと述べた。同遺跡の拝観料徴収業務は、大石油会社ソキメックス社の創業者CEOソック=コンが所有するソカー ホテル社によって経営されている。収益配分契約により、拝観料収入の15パーセントはアプサラ オーソリティへ配分され、残り85パーセントのうち85パーセントはカンボジア政府へ納められ、残りをソカー ホテル社が得ている、と同代表取締役。
アンコールの拝観料徴収業務の経営権は、公開入札によって決定されていない。ソカー ホテル社は2005年、拝観料徴収コンセッションの5年更新を受けているが、その決定過程は依然不透明だ。ソム=リャンシー党のユム=ソヴァン国会議員は22日、「政府はソカー社からコンセッションを引き揚げて、自由で公正な入札を行うべきだ。そうすれば、収入は倍増するだろう」と語った。
カンボジアの観光業界は、政府とソカー ホテル社に対し、訪問者数の減少を食い止めるため、アンコール拝観料の値下げを求めている。この件は政府系公社 観光ワーキンググループの会合で来月上旬検討される見通しだ。
2009年01月28日
カンボジアウォッチ編集部
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