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旅行ガイドと観光客を無線で結ぶ小型トランシーバが、シエムリアプの各ホテル・旅行代理店でまもなく入手可能になる見通しだ。
このアイポッド大の小型トランシーバを用いると、50メートル先の観光客にガイドの声を伝えることができる。先週末開催された導入発表会で、シエムリアプ州のソー=ピルン知事は「韓国人や中国人の観光客が遺跡にいたら声がさえぎられてしまう距離ですね」と冗談を飛ばした。
製品を開発したアンテナ インターナショナル社のゲイリー=パウンドCTOは「この機器を使えば、観光ガイドはツアー客たちを簡単に呼び集めることができ、叫ぶ必要がなくなる。騒がしすぎる、ゴミゴミしすぎている、などと感じさせる観光客体験は業界に利しない」と述べた。
同社の音声機器やマルチメディア機器は、タージ マハル・自由の女神・セント=ポール大聖堂をはじめとする世界450ヶ所の歴史的観光地で利用されている。
プノンペンに本拠を置くホンヤン社では、アンテナ社から機器のライセンス供与を受け、この機器を利用したアンコール観光を「アンコール オーディオ ツアーズ」と名づけている。
ホンヤン社のファブリス=ブレシェCEOは「シエムリアプでオーディオ ツアーを提供しようというアイデアが最初に議論されたのは5年前にさかのぼる。今ようやく我々はカンボジアに初めて、タージ マハルや自由の女神をはじめとする世界の多くの有名観光地で利用されている素晴らしいサービスを導入する。アンコール オーディオ ツアーズは、世界の奇跡の一つである偉大なアンコール寺院群への観光客体験を向上させるだろう」と述べた。
発表会を訪れたドイツ語観光ガイドのパウル=ヴォレアさんは「20〜25人のツアーを引率することが多いけど、声が聞こえるようにものすごくエネルギーを消耗する。他の観光客にも迷惑だし、声がよく通らなくてお客さんが退屈してしまう時もある」と話し、「このアイデアに本当に興奮している。自分のツアーでこの音声機器をぜひ利用したい」と興奮気味に語った。『ザ プノンペン ポスト』紙が先月28日付で伝えた。
2011年07月02日
カンボジアウォッチ編集部
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