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先月カンボジアを訪問した韓国人は、昨年同月比30パーセント減少した。観光省統計・観光情報局のコン=ソピアレア局長が18日述べた。
全国籍を通じてのカンボジア訪問者数は昨年12月に前年同月比9.5パーセント減少、今年1月は同2パーセント減少にとどまっており、韓国人の減り具合がきわだっている。
だがカンボジア旅行業協会運営委員会のホー=ヴァンディー委員長は、韓国人客の減少は、実は大した経済的痛手ではないのだと語る。
韓国人は長らくカンボジアに独自のインフラを築いており、自国から韓国人のツアーガイドを輸入し、韓国人が経営するレストランやホテルだけを選んで訪れるのだという。
「韓国人訪問客は、カンボジアの国にもカンボジア人にも、ほとんどお金を落とさない。なぜなら韓国人にしかお金を払わないからだ」と同委員長は述べるとともに、これからはそれではやっていけずに韓国人客以外にも目を向ける韓国人オーナーも現れるかもしれないと語った。
韓国大使館の職員が匿名で語ったところによれば、プノンペンには70軒、シエムリアプには40軒の韓食店がある。ホー=ヴァンディー委員長の言葉どおり、最近ではどこもおおむね入りが芳しくなく、日本食を始める所、モーニングを始める所、カンボジア料理を始める所などさまざまである。だが中には、子供に画用紙に「独島はわが地」と書かせた絵を今でもレジ脇に飾っているトゥオル=コーク区の「大長今」のように、あくまで韓国人オンリーでやっていく気構えを見せる店もある。
プノンペン中心部にあった朝鮮族の食堂も先ごろ姿を消した。このほかプノンペンには「大同江食堂」、シエムリアプには「平壌親善館」という北朝鮮国営の朝鮮料理店があるが、この2軒はいずれも繁盛しているところを見ると、やはり店の独自カラーというものが大切だと思わされる。
一方、カンボジアを訪問したベトナム人は1月に22,875人を記録し、韓国人の22,524人を抜いて、かねての大方の予想通り1位に躍り出た。その理由の一つとしては、ベトナム国民との良好な関係が挙げられる、とコン=ソピアレア局長は語った。
2001年には、カンボジア訪問者が最も多かったのは米国だった。2002年と2003年には日本が最も多かった。2004年から2008年までは韓国が1位となり、とりわけ2007年には2位以下の国の2倍以上の訪問者数を記録していた。2009年のトップはベトナムになるだろう、と同局長。
同局長によれば、現在、カンボジア訪問者数の3位以下は米国、中国、日本、英国、フランス、オーストラリア、タイ、ラオスとなっている。日本は昨年は3位だったが、現在は米国・中国に抜かれて5位に落ちている。
2009年03月20日 カンボジアウォッチ編集部
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