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トップコラムカンボジア通信シハヌーク通りでのひったくり
カンボジア通信 2005年9月4日
17 シハヌーク通りでのひったくり
先日、友人Qと一緒にモトに乗って首都プノムペンのシハヌーク通りを走っていたところ、モトに乗って後ろからやって来た2人組の若いカンボジア人男性にQの小さなポーチをひったくられた。Qは僕の後ろを走っていたので、僕はひったくられた瞬間を見ていないのだが
「泥棒、泥棒!」
という大きな声でQが被害に遭ったことに気づいたのだ。2人組はひったくった後、スピードを上げて逃走し51番通りを右折。Qは叫びながらクラクションを鳴らしてスピードを上げ、次第に小さくなっていく2人組の後を追った。僕もスロットルをほぼ全開にして彼らを追跡したのだが、2人組のモトは加速とスピードから察するに125cc、Qのモトも同じく125ccなので、50ccの僕のカブでは追いつくはずはなく、彼らの姿は小さくなっていく一方だった。
それでも調子の悪いクラクションを鳴らしながら必死についていくと、どこからともなくモトに2人乗りをした男性が無線で連絡をとりながら友人Qの後にぴったりくっつくようにして走っていく。それを見た僕は組織的な犯行なのかと思い、ひったくりの後を追うQの身の安全を危惧したのだが、後からやってきた2人組のモトも125ccなので、どんなに飛ばしても僕のモトでは追いつかない。51番通りで後ろに座っていたひったくりの片割れが路上で白いベースボールキャップを脱ぎ捨てた。それを最後に僕はヤツらとQ、無線の2人組を見失ってしまった。
63番通りまでカブを走らせて行くと、苦笑いをしながらQが戻って来た。Qも見失ったのだ。Qと2人で呆然としていると、無線を持って走っていた2人組が戻って来て言う。
「何を盗られたんだ?」
ひったくりの仲間だと思っていた彼らは、じつは巡回中の私服警官だったのだ。後でカンボジア人に聞いた話だが、Qが被害にあったあたりはひったくりの多い地区なので私服警官がパトロールしているそうだ。私服警官たちは今回の件について無線でほかの警察官と連絡を取り合っている。Qが私服警官にひったくられたものを告げると、そばにいた制服警官を呼び、
「彼と一緒に警察へ行きなさい」
と言う。僕たちは制服警官に導かれてバンケンコン1地区にある警察署へ行き、盗難届を出すことになった。
バンケンコン1地区の警察署のつくりは簡素で、ぱっと見ただけだと高床式の住宅の1階部分を石造りの部屋にした一般の民家のようにも見えるため、外観からそこが警察署だと推測することは難しい。「バンケンコン1地区警察署」だと書かれてはいるが、表記はカンボジア語だけだ。
警察署についたのは正午ごろ。門をくぐり駐輪スペースにモトをとめると、横に床に置くタイプのハンモックが置かれているのが視界に入る。その横を通り建物の中に足を踏み入れ、奥にある部屋で盗難届を作成するための事情徴収をされる。盗難届の形式は日本のそれとほぼ同じで、被害にあった日時、被害者の氏名、年齢、住所、電話番号、職業、国籍、容疑者の特徴(服装、推定年齢、推定身長、肌の色など)、盗まれたものの詳細などを尋ねられた。
書類は3枚作成されたのだが、警察官の
「急いでいますか?」
との問いに
「急いでいません」
と答えたこともあってか、Qの盗難届を作成しつつほかの書類に手を入れたり、誤記した場合にそれを訂正せず新しく書類を作り直したりするため、3枚の書類を作るのに3時間近くかかった。昼ご飯をまだ食べていなかったこともあり、この3時間は長く感じた。
首都プノムペンでは、遊ぶ金欲しさに20代前後の若者が「気軽に」ひったくりをするのが問題になっている。Qが盗られた現金はヤツらの小遣いになり、携帯電話はほぼ間違いなく売って現金化される。カンボジアで外国人が携帯電話を買うときは、カンボジア人に同行してもらいそのカンボジア人のIDカードを提示する必要があるのだが、電話を売るときは誰でも売ることができるのだ。
不幸中の幸いと言えるのは、Qに怪我がなかったことだ。モトに乗っている最中にひったくられた場合、ひったくられたときの衝撃でバランスを崩し、転倒して怪我をするといったケースを何度か耳にしたことがある。最悪の場合は後続車に轢かれて命を失うこともあるのだ。
また、ひったくられたときにQのように犯人の跡を追うのも危険だ。仮に追いついた場合、相手から暴行を受ける可能性があるからだ。最悪の場合、銃器を使用されるという危険性もある。

「容疑者と思われる人物が捕まったら連絡をします」
と警察は言っていたが、残念ながら今のところ連絡はない。
井伊誠のブログ「カンボジア通信」はこちら>>> http://cambodia.blogtribe.org/
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