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姫様にょっき |
2006年10月10日 |
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イチョウとハス |
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上野公園を散歩。
「なんか臭くない?」と姫様が言うので、近くのルンペンかと思ったら、ギンナンのことでした。
「これはイチョウの木と言って、日本人は食べるの大好きなんだよ」と言っても、ウェー、という反応。
「あっ、実がなってる」と姫様が言うので、指差すほうを見ると、池の中にびっしり繁茂したハスに実がなっていました。
「日本人はレンコンは食べるけど、実は食べないよねえ」と言ったところ、変なの、という反応。
そういえば上野公園の、この池のハスを棒でたぐり寄せて、一生懸命実を集めてたアジア人って話、どこでその話を読んだんだっけ? 近藤氏の「妻と娘」シリーズだったかな…? あれを思い出しました。
「すぐそこの僕の大学は、この木が並木道になってて…」
と言ったところ
「どうしてこんな臭い木をわざわざ?」
という反応。
小さな橋の下に鯉の魚群。水面が盛り上がるほどの大群で、しかも一尾一尾が実に見事な体躯をしています。
「食べたいねえ、おいしそうねえ」
と妻は言い、
「どうして捕まらないの?」
と不思議そう。
「せっかく魚がいてきれいなのに、捕まえたらいなくなっちゃうからね」
と答えましたが、
「えー、日本では鯉は食べないの?」
とあくまで姫様の興味は食べることにのみあり。
「たしかに鯉は揚げて食べるよ。食べたことある」
「だったら買わずに捕って店に持っていって調理してもらえばいいのに」
そういう習慣は高級店にしかないかもねえ。
カンボジアの普通の飯屋って、日本でいうと高級店なのかも。
「日本でも50〜60年前は捕って食べたよ。貧しかったからね」
と答えたら、ちょっぴり納得していた様子でした。
カンボジアの現状を憂えてはいても、やはり妻も、歴史の進歩段階を肌で信じて疑わないアジアのオプティミストの一人のようです。
オチなし…
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