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| トップ>コラム>柏野葉っぱ『姫様にょっき』>開発援助 |
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困ってる目の前人間に今すぐ与えるのはその場限りだ。
だから、そうするのではなく、金が儲かる環境を整えてやるほうが大事だ。
ないし、整えることを助けてやる。
そうして、長期的に、コミュニティとして食っていける状態へ持っていく。
だから目の前で死んでいくコイツらはほっといて。
まずはここに、立派なセンター(エアコン付)を建てなければならない。
もちろん、スタッフ用ランクル(見積の何割かは専門家の懐へ)もなければ始まらない。
セレモニーにはフンセン来ないと怒るよ。
援助ビジネスで働くには、とりあえず良心は邪魔になるようです。
そういう呵責にさいなまれている調整員。
もちろん外部の人間がどうしてあげることもできはしません。
だけどほんの一握り、本当に立派な人とも僕は知り合いになることができました。
真に現地に入って、それこそ広く知られることもなく、もちろん予算を着服もしない人。
惜しむらくは、この10年に日本がカンボジアに投入した金額が、開発援助の名によってきらびやかな日本人専門家に着服されずに、そういう真摯かつ有能な無名の日本人たちによって活用されていたならば、カンボジアは今よりずっと、豊かで、親日的気分のあふれる国になっていただろう、ということです。
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