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姫様にょっき |
2006年08月03日 |
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「マム」という一次動詞 |
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「アジノモトがマムしたがっているから電話きるねー」
「えー、オレにもマムさせろ」
「バカだ(ここだけ日本語)、牛乳でも飲んでなさいよ」
という会話はさきほど実在しました。
このことから考察されるのは、
(1)
クメール語の動詞
「マム」
は、当初聞き取りで推測していたような
「乳首をくわえる」
という広い意味ではなく、より限定的に、
「乳首をくわえたうえで母乳を吸って飲む」
という意味であるらしい。
(2)
したがって、単に
「オレにも乳首くわえさせろ」(別に母乳飲みたいとまでは言わない)
と言いたいときは、
「マム」
ではなく別の動詞、おそらくは(これも経験上の聞き取りなのであまり当てにはならないが)
「ブート」
「キ」
「ホム」
などを用いる必要がある。
考えてみると、「マム」にあたる日本語の一次動詞って、ないですよねえ。
「おっぱいを吸う(飲む)」
という二次表現しかない。漢語で
「哺乳」
というのはあるが、これはもちろん与える側からの視点による他動詞だから、与えられる側からは
「哺乳させられる」
とでも言わねばならず、そんなこと言う人は見たことがない。(この主格は言葉を話さないからだ、とかいうツッコミはおいといて)
クメール語の「マム」にせよ、英語の「マンマル」(哺乳類)にせよ、中国語の「プー」(哺)にしても、どれも赤んぼが乳首をくわえる姿そのものですね。それに対して日本語はいったい…
日本語には、そのものズバリな表現をきらって、どんどん言い換えるクセがあるから(有名なところでトイレ表現)、それできれいさっぱり消えてしまったのかもしれません?
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